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FUTとは
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FUTとは、フォリキュラー・ユニット・トランスプランテーションの略で、スリット式植毛法の一種です。
現在、最も一般的な植毛法として世界中に普及しています。
FUTの仕組みですが、まず毛髪は、ひとつの毛包につき1本しか生えてこないわけではなく、2~3本の束となって生えている場合もあります。
FUとはこの毛包単位のことで、FUTは採取したドナー(移植のもとになる部位)をこのFU単位でグラフト(株)分けし、植え込む植毛法です。
さらに、グラフトから余分な皮膚組織をカットすることで、グラフトの最小型化を図っているため、仕上がりがより自然となります。
FUTのメリット
FUTは最も効果的な植毛法として世界で認められています。
特に、FUTの大きなメリットとして、以下の2つのポイントが挙げられます。
1. マルチブレードナイフ不使用
マルチブレードナイフとは、複数の平行な刃によって構成されているナイフです。
以前は、ドナー採取にこのマルチブレードを使用していましたが、髪の生え方には凹凸があり、決して平行ではないため、マルチブレードを使用したドナー採取は毛根を傷つけやすいなどのリスクを負っていました。
FUTではこのマルチブレードを使用せず、シングルブレード(一枚刃)のメスを使用し、さらに顕微鏡を使用して1本ずつ慎重にドナーを採取するので、毛根にダメージを与えません。
2. FU単位での株分け
従来の植毛法が毛髪単位でのグラフト分けを行っているのに対し、FUTは毛包単位でのグラフト分けを採用しています。
毛包は毛髪が生存するために必要な組織であるため、毛包単位で切り分けられたグラフトは定着率及び発毛率が高くなります。
さらに、毛髪の自然な生え方に対する再現率も高く、仕上がりがよりナチュラルとなります。
FUTのデメリット
以上の点が高く評価され、多くのクリニックで採用されているFUTですが、デメリットもいくつか存在します。
まず、FUでのグラフト分けは非常に細かい作業であるため、他の植毛法よりかなりの時間を要します。
医師一人での作業は効率が悪いため、通常、医師の他にスタッフも同時に作業を行うことが多いですが、その場合、スタッフにも熟練の技術が求められるため、質の高いクリニックを選ばないと、仕上がりに大きな影響が出てくる恐れがあります。
また、ヘアが細かい人だと十分な密度が取れないため、望む濃さが得られないというデメリットもあります。

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